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母子日赤だより

ホーム  > 母子日赤だより  > あなたらしい授乳を応援します

あなたらしい授乳を応援します

出産後すぐに始まる赤ちゃんとの生活。
出産だけでなくその後の育児もあなたらしさを大切にしていただきたい。
あなたと赤ちゃんに合った栄養方法について妊娠中から助産師と話し合いませんか。

「できれば母乳をあげてみたいけれど、無理はしたくないな」
「どうしたいって聞かれてもよくわからないな」
そんな率直な思いもお聞かせください。あなたに合わせて情報提供をさせていただきながら一緒に考えていきたいと考えています。

それぞれの良さ

母乳の良さってなあに?
□赤ちゃんにとって消化・吸収しやすい
□赤ちゃんの免疫力向上
□赤ちゃんの生活習慣病のリスク低下
□産後の回復促進
□調乳をしなくてよい、出かけるときの荷物が少ない
□経済的負担が少ない
□災害が起きたときもいつでも授乳ができる

粉ミルク・液体ミルクの良さってなあに?

□母乳よりは腹持ちがよい
□授乳の量が目で見てわかる
□ママがいないときでも誰でも授乳ができる
□授乳コーナーがなくても授乳ができる
□授乳をお願いしている間はママが休息をとることができる

母乳の良さ、ミルクの良さを知って、ご自身とご家族の生活と合わせてみて、どのような授乳方法がいいのか想像してみてください。
いろいろな事情や、母乳が出るかの不安で迷うこともあるかもしれません。
そんなとき大切なのは、ママが本当はどうしたいと思っているか、ママが赤ちゃんにどうやって授乳してあげたいと思っているか、そのお気持ちに耳を傾けてみてください。

授乳方法の選択に助産師がお手伝いできること

助産師は、妊婦健診の妊娠20週頃と34週頃の保健相談で、ママの授乳への思いを聞かせていただいています。

妊娠20週頃
どのような授乳をイメージしていますか?
迷っていること、心配なこと、知りたいことはなんですか?
情報提供をしながら、イメージ作りを一緒にしていきます。授乳への希望が決まっている方は、そこに向けての準備についてお話します。

妊娠34週頃
妊娠20週頃に考えたイメージに変更がないかお聞きします。変更がある場合、迷いがある場合は、もう一度お話をいたします。
授乳への希望が決まっている方は、そこに向けての準備と病棟での助産師のケアについてお話しします。そして病棟での過ごし方について話し合いをしましょう。

もちろん、実際に授乳を始めてから迷ったり、希望が変わったりすることもあるかもしれません。
母乳の分泌の様子、産後の回復の様子によっては、イメージ通りにいかないこともあるかもしれません。
そんなときも、ママと赤ちゃんの授乳と生活のこれからを助産師が一緒に考えていきますので、ぜひ思いを聞かせてください。

◆当院におかかりの方で「ベビーカレンダー」をご利用の方は、こちらの項目をご覧ください。
□妊娠中から始まる母乳育児
□授乳してみましょう

看護部