1953年(昭和28年)2月10日に当院は「葛飾赤十字産院」として誕生しました。以後、長年にわたり立石の地で周産期に特化した医療を提供してまいりました。2021年(令和3年)には、旧病院にて大きな課題となっていた施設の老朽化、狭隘化を解消するため、現在の葛飾区新宿(にいじゅく)の地に新病院を開院し、本日2023年(令和5年)2月10日に創立70周年を迎えることができました。これも皆様から賜りましたご支援によるものと、深く感謝申し上げます。
新病院では母子が気兼ねなく入院生活が過ごせるように全室個室の療養環境、質の高い母子医療を提供するスタッフへの明るく快適な職場環境、赤十字として災害時にも対応できる周産期医療設備を用意しました。またこの地にあった区立図書館の機能を受け継ぎ1階に「葛飾区立にいじゅく地区図書館」が入り、蔵書の半数が母子のための図書を用意いただき、医療施設に未来ある子どもたちの知的好奇心を育む環境が整いました。
そして新築移転を機に当院の医療機能を正しく認知してもらいたいと考え病院名を「東京かつしか赤十字母子医療センター」に変更致しました。これによりこれまでと同様に助産師が主体となって妊産婦に寄り添う出産の他に、地域の周産期医療の中核としてリスクある母体や新生児医療を担っていることを広く知っていただければと願っております。
コロナの流行も3年となり先の見通せない世の中であることに加え、急速に少子化が進む厳しい状況ではありますが、「母と子とその周りの人々のための病院」として末永く信頼され愛されるよう全職員が努力を続けてまいります。どうぞこれまで以上のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
令和5年2月10日
東京かつしか赤十字母子医療センター
院長 三石 知左子
新病院では母子が気兼ねなく入院生活が過ごせるように全室個室の療養環境、質の高い母子医療を提供するスタッフへの明るく快適な職場環境、赤十字として災害時にも対応できる周産期医療設備を用意しました。またこの地にあった区立図書館の機能を受け継ぎ1階に「葛飾区立にいじゅく地区図書館」が入り、蔵書の半数が母子のための図書を用意いただき、医療施設に未来ある子どもたちの知的好奇心を育む環境が整いました。
そして新築移転を機に当院の医療機能を正しく認知してもらいたいと考え病院名を「東京かつしか赤十字母子医療センター」に変更致しました。これによりこれまでと同様に助産師が主体となって妊産婦に寄り添う出産の他に、地域の周産期医療の中核としてリスクある母体や新生児医療を担っていることを広く知っていただければと願っております。
コロナの流行も3年となり先の見通せない世の中であることに加え、急速に少子化が進む厳しい状況ではありますが、「母と子とその周りの人々のための病院」として末永く信頼され愛されるよう全職員が努力を続けてまいります。どうぞこれまで以上のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
令和5年2月10日
東京かつしか赤十字母子医療センター
院長 三石 知左子