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母子日赤だより

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孫育てを応援したい!「グラン子育て教室」開催中

 グラン子育て教室には、「これから生まれてくる・生まれたばかりのお孫さんのために何かしたい!」という思いを持った方が多く参加されています。

新たな世代の育児のちからになるために

小児科医師から今と昔の育児の違いについて説明

 小児科医師からは、今と昔の育児の違いなど子育て全般について、助産師からは、発熱時などの対応やスキンケア、母乳育児、実際にどのようなサポートが必要かをお話しし、抱っこの仕方やお風呂の入れ方については人形を使用して演習を行っています。
 現在の日本は核家族が多く、生活の中でおじいさま・おばあさまと一緒に子育てをしていくことが難しくなってきました。しかし、人生経験が豊富なおじいさま・おばあさまは、そばにいてくれるだけで安心感につながり、経験や知識を持って育児の方法を教えてくれる貴重な存在です。産後1か月だけ里帰りまたは手伝いをする、同居はしていないが近所に住んでいる、遠方にいるが何かやれることはないかと考えているなど、事情はさまざま。グラン子育て教室では育児の現状をお伝えしながら、参加者が「育児をどうサポートしていこうか」を考える場になるよう進めています。

抱っこの練習

 まず、育児の主役となるママとパパが何を手伝ってほしいと考えているのか、その期待に対してどんな支援ができるのかを話し合うことが重要です。具体的には、授乳以外のおふろや抱っこ、家事全般などの助けや、ママ・パパの時間を確保するための子守りなどがあります。そんな時にどう支援すればいいかをお伝えしています。お孫さんとの関わりは楽しい半面、子育てに必要以上に介入することで迷惑がられてしまったり、逆に頼られ過ぎて自分の時間がなくなり、孫育てに疲れてしまったりする方もいます。ご自身の体調や趣味の時間を大切にしながら、みんなで楽しく〝孫育て〟ができるといいですね。
看護部 前田、金井

日本赤十字社 東京都支部広報誌に掲載しています

日本赤十字社 東京都支部では、NT(日赤とうきょう)を年4回発行しています。
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