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母子日赤だより

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新病院の開院から1年
~安心・安全な出産&育児を目指して~

当院は、昨年6月に葛飾区立石から同区内の新宿(にいじゅく)へ移転し、1年が経過しました。

産婦人科と小児科を設置している周産期医療機関である当院では、地域の医療機関のご協力の下、妊娠中に新型コロナウイルスに感染し、軽症と判断された方の受け入れを行っています。計3床のコロナ専用病床は、常に稼働している状況です。
当院は、どこか懐かしい、ふるさとを思い出すような、下町らしい親しみのある「和レトロ」をデザインコンセプトとし、院内は落ち着いた雰囲気の造りとなっています。産科68床は全室個室でプライバシーが守られ、お母さんと赤ちゃんが気兼ねなくゆっくり過ごせる環境を整えています。

地域の医師や助産院とも連携しながら

当院は地域周産期母子医療センターであることから、妊婦の方には近隣連携病院で妊婦健診を受けていただき、専門的体制を整えた当院で出産していただくセミオープンシステムやバックアップシステムとっかかりつけ病院と当院の医師が協力して入院から退院まで一貫して診療を行うオープンシステムを実施しています。
また、移転後から、陣痛の痛みを可能な限り和らげる「無痛分娩」も開始しました。今後、少しずつ実施件数を増やしていく予定です。
その他、お母さんと赤ちゃんのペースを守りながら安心して育児ができるよう、授乳を含めた育児指導や、休息サポートを目的とした「宿泊型産後ケア」を移転前から継続しており、多くの方にご利用いただいております。
昨年度は分娩件数が1414件、母体搬送受け入れ件数が116件という実績でした。受け入れ件数は昨年、移転に備えた制限で一時的に減りましたが、現在は通常体制に戻っています。
今後も「赤十字精神に基づき女性とこどもとそしてその周囲の人と環境にやさしい病院」という理念の実現を目指すと共に、安全・安心な医療を提供し、皆さまに末永く愛されるよう、職員一丸となって努めていきたいと思います。

ご協力頂いている病院医師との連携フォーラム

当院のスタッフたち