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母子日赤だより

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4Dエコーで、お腹の赤ちゃんとこんにちは♪

当院では妊婦さんへのサービス向上を目的に、4Dエコーができる装置を導入し、令和2年2月から「4Dエコー外来」を行っています。

超音波画像には、2D、3D、4Dがあります。通常の妊婦健診で行う白黒画像のエコーは2Dで、縦と横から平面的に描写するものです。2Dは、赤ちゃんの体内や成長の確認に適していますが、赤ちゃんの表面的な様子が分かりにくい場合があります。
そこで、2Dに奥行を足して描写するのが3Dエコーです。立体的な静止画なので、2Dよりも赤ちゃんの様子が分かりやすくなります。
そして、3Dより格段に赤ちゃんの様子をよく観察できるのが4Dエコーです。なぜなら4Dは、3D画像がリアルタイムの動画になったものだからです。赤ちゃんがあくびをするところや手足を動かすところなどをリアルに見ていただけます。

4Dエコーの画像。

生まれてみたら…エコーで見覚えのある表情が!

妊婦健診の際に、2Dエコーの画像を見ながら赤ちゃんの成長について説明を受けて写真をもらっても、家に帰ると何が映っているのかよく分からなくなるといった声は、以前からありました。
これに対し、4Dエコーを受けられた方からは「顔がこんなに見えるとは思わなかった」「あくびをするところがかわいかった」「手足をこんなふうに動かしてるんだ!」「家で、みんなで楽しく見ることができました」といった声をいただいています。出産されて実際に赤ちゃんと対面したお母さんが、「4Dで見た顔と同じだ!」と笑ったエピソードもあります。

赤ちゃんの向きや位置などによっては顔を観察できない場合もありますが、時間内でできる限り顔が見えるように工夫をしながら4Dエコーを行っています。当院で出産される際には、是非受けていただければと思います。

※当院での4Dエコーは、当院で単胎ご出産予定の方で、妊娠22~28週以内の方を対象としております。
 4Dエコーの予約方法など詳細はこちらをご確認ください。

放射線技術課 宮本

4DエコーのデータはUSBメモリーでお渡しするので、お家に帰ってからご家族皆さんでお楽しみいただけます。