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母子日赤だより

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自衛消防訓練審査会で準優勝の成績を収めました

 平成29年9月20日(水)、葛飾区総合スポーツセンター陸上競技場にて、東京消防庁本田消防署の主催による自衛消防訓練審査会が開催されました。
 それぞれの事業所で火災が発生した場合、職員で構成される自衛消防隊が、東京消防庁の消防隊到着まで初期対応を行わなければなりません。自衛消防隊は、利用者やスタッフの安全を確保するために、初期対応を迅速かつ正確に行えるよう日頃から訓練しておく必要があります。

 この審査会は、火災発見からの119番通報、消火器および屋内消火栓による初期消火、避難誘導やけが人に対する応急救護など自衛消防活動に必要とされる様々な活動技術を審査する審査会で、病院・福祉施設・スーパーなどの各事業所を代表する自衛消防隊が参加し日頃の訓練成果を競い合いました。当院からは、今年度新規採用の助産師・事務職員というフレッシュな2名の自衛消防隊が1号消火栓の部に参加し、出場16隊中で2位と堂々たる成績を収めることができました。

出場者のコメント
 この度、私達は、真夏から残暑にかけての約2カ月間、本田消防署の方々の親身な指導の下、自衛消防審査会に向けて日々訓練に励みました。その結果、2位入賞という成績を収めることができました。1位には惜しくも届きませんでしたが、消防隊員の方々の熱心なサポートや当院先輩職員の協力があってこその入賞となりましたので、結果を残すことができ大変嬉しく思います。
 「天災は忘れた頃に来る」と言いますが、その備えとして自助・共助・公助の意識を高めておくことが大切です。まさに、自衛消防訓練審査会にはその全てがつまっています。私達は、訓練を通じてけが人の処置や避難誘導、消火活動など救助することの基礎を学びました。また、審査会に多くの企業や団体が参加し互いに技術を競い合うことで、地域の防災・減災意識が向上し、広くは葛飾区がより災害に強いまちになっていきます。
 当院も日本赤十字社の一員として、日頃から自衛消防訓練以外にも定期的に防災訓練を行い有事に備えています。苦しんでいる人を助けたいという思いを忘れずに、これからも地域の皆様に寄り添い時に協力し、あらゆる人の安心と安全の確保に努めていきます。