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ホーム  > 産院からのお知らせ  > 病院薬剤師の仕事

病院薬剤師の仕事

 

 病院薬剤師の仕事はこの30年で大きく変化してきました。
 
 一昔前は、医師の処方せんに基づいて患者さんのお薬を調剤することが、薬剤師の主な仕事でした。その後医薬品による数々の医療過誤や医療ミス、薬害等が報道されるようになり “患者さんに医薬品を有効かつ安全に使用していただくこと”が薬剤師の大きな目標として改めて確認され、それに伴い患者さんの利益を守るための様々な業務が生じてきました。

 ここにその一部をご紹介します。

調剤業務

 処方せんの内容について投与量、適応、相互作用、副作用などをチェックし、患者さんの体質やアレルギー歴、これまでの服用状況などの記録と照合し、もっとも適した形で調剤します。患者さんが正しく服用または使用できるように、お薬について効果・使い方・注意点などを説明します。患者さんからのお薬に関する質問や相談も受け付けます。

注射薬調剤業務

 注射薬は一般的に効果が強く、また作用がすぐに現れるために特に注意が必要です。薬剤師が処方せんを基に入院患者さんの注射薬を取り揃え、さらに患者さんの検査値、年齢、体重、発熱、食事摂取などの状況を考慮し、処方されたお薬についての配合禁忌、相互作用、投与量、投与速度、投与期間などのチェックを行います。より適切な注射薬が安全に使用されるよう努めています。

医薬品情報業務

 医薬品を適正に安全に使用するために、薬に関する様々な情報を収集し管理しています。薬の知識や最新情報を医師や看護師などの医療従事者や患者さんに的確に提供し、治療の現場を支えています。

病棟薬剤業務

 入院患者さんに適切な薬物療法が行われ、かつ患者さんに安心してお薬を使用していただけるよう医師や看護師などの医療スタッフと連携して業務を行っています。
 入院時に患者さんやご家族と面談をし、持参されたお薬やその服用状況を確認し、アレルギー歴、副作用歴等も確認しています。入院中に処方されたお薬については処方監査をし、患者さんにはお薬の効果や服用方法・使用方法・注意点などの説明を行い、お薬に関する相談にも応じています。退院時には退院後の生活に合わせたお薬の使用ができるようご説明しています。

 病院薬剤師の仕事はこれ以外にも医薬品供給、製剤業務、注射薬混注業務、保険薬局との連携等と多岐にわたります。薬剤師法の中で「薬剤師は調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と規定されています。今後も薬剤師として、また赤十字精神に基づき女性と子供とそしてその周囲の人々、環境にもやさしい病院の職員として、日々の業務にあたっていきます。
                     
薬剤部 五十嵐