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ホーム  > 産院からのお知らせ  > 先天性代謝異常のスクリーニングについて

先天性代謝異常のスクリーニングについて

 

ご存知ですか?

 当院では通常、生後5日目に先天性代謝異常スクリーニングの検査を赤ちゃんに実施しています。赤ちゃんの踵(かかと)に注射針やランセット(採血用具)などで小さく傷を付け、出てくる血液数滴をろ紙に付け、その血液を検査するという方法です。ろ紙に付いた血液が自然に乾いてから検査センターに送り、そこで検査されます。

 この数滴の血液から約30項目の病気の検査が実施できます。たとえば、アミノ酸代謝、有機酸、脂肪酸などの代謝異常やホルモンなどの検査が実施されます。代謝異常というのは、通常もっている、からだの中で作られ、利用され、不要になった物質を、身体にとって害のないように処理する能力が、弱かったり無かったりする為に処理できず身体の中に溜まっていき、成長期にある脳細胞や肝臓など身体に蓄積して障害を起こすことを言います。新生児の早い時期に異常を発見し、早く治療することで脳への障害や成長にさまたげとなる物質の蓄積を和らげたりします。

 検査測定される項目の中には、甲状腺ホルモンに関するもの(TSH、FreeT3、FreeT4)があります。
甲状腺ホルモンとは、新陳代謝を活発にし細胞を活気づかせるホルモンで、3歳頃までは脳の発達に欠かせず、成長期には体の成長にも必要なホルモンです。ただ、ホルモンというのはバランスがとても重要で、不足すると不都合なのですが、多すぎても身体の負担となります。そこで早期に検査することが重要になります。

 このように検査が実施されるわけですが、このろ紙には赤ちゃんのお母さんに書いていただいた個人情報もあります。検査センターに送る前には情報の確認をしていますが、お名前の濁点が抜けたり拗音の小書きが大きく書いてあったりして、結果報告書の訂正に時間を要する場合があります。

 書かれたお名前について、もう一度ご確認していただくことをお願いいたします。


検査課 笠原