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ホーム  > 産院からのお知らせ  > 家庭での子どもの誤飲を防ごう!!

家庭での子どもの誤飲を防ごう!!

 
 小児科外来でよくあるお問い合わせに、「○○を飲み込んでしまいました」というものがあります。誤飲とは、食べ物以外の物を誤って飲み込むことです。おもちゃや洗剤などの家庭用品、医薬品など、身の回りにある様々なものが原因となります。

 乳幼児の口は一見小さいようですが、トイレットペーパーの芯(直径約4cmの筒)を通る大きさのものであれば、口に入れ誤って飲み込む可能性があります。

 子どもは口に入れて物を認識するため、手の届くところにあるものをなんでも口に入れようとします。これは、成長する上で大切なことですが、時に誤飲事故につながります。

これから赤ちゃんを迎えるご家庭や小さいお子さんのいるご家庭では、子どもが安全に過ごせるように、以下の4つのポイントを参考に、今一度お家の中をチェックしてみてください。

Point①:「まだ歩かないから大丈夫」「ここには届かないから大丈夫」と思っていませんか?
 子どもは、日々成長しています。まだ寝返りをしない赤ちゃんでも、手を伸ばして届く範囲のものなら、つかんで口に入れることができます。ハイハイや伝い歩きができるようになると、こどもの行動範囲はぐっと広がります。
 「こんなこともできるかもしれない」という視点でお家の中を見渡すことが大切です。

           
Point②:床に物を置いていませんか?
 大人がなにげなく床に置いたバッグや道具箱。中には子どもたちの興味を引くものがたくさん!まだできないと思っていても、バッグや引き出しを開けることができるようになっているかもしれません。
 床に物を置くことは避け、ロックのついた棚や引き出しなどにしまいましょう。

Point③:緩んでいる部品はありませんか?
 緩んでいるネジやおもちゃの部品はありませんか?
 小さい部品にも子どもたちは興味津々。毎日触って遊んでいるうちに、緩んでしまうこともあります。子どもには開けられないと思っているキャップ類も、少し緩んでいれば子どもの力で開けられます。
 常日頃から、身の回りのもの、特に子どもが好んで触っているものに気を配っておきましょう。

Point④:テーブルの上に薬などを出しっぱなしにしていませんか?
 手の届く高さにこのようなものを置かないのはもちろんですが、届かないと思っている高さでも、椅子や開きかけている引き出しなどを踏み台にして、よじ登ってしまう可能性があります。
 テーブルクロスを敷いている場合、端を引っ張って上から落とす可能性もあります。「まだここまでは手が届かないから」と思わずに、誤飲しそうなものは鍵のかかる棚などにしまいましょう。

十分に気をつけているつもりでも、誤飲事故が起こるかもしれません。

起きてしまった時は、慌てず次のように対応してください。

       
次の場合は吐かせてはいけません(これらは一例です)
・マニキュア液や除光液、灯油など揮発性のものを飲んだとき
・口唇のまわリに飲んだもので「ただれ」があるとき
・ボタン電池や針、画びょう、ピアスなど先が尖ったもの               
・吐かせて良いのか判断に迷うとき             などなど…。

 一番大切なことは、子どもが口にしないことです。
 どんなものを誤飲しやすいか、どんな状況で誤飲しやすいかなどを知っておくことが、家庭での誤飲の予防の第一歩です。 

 そして、万が一の事態に備えて、日頃からどのように対応すれば良いかを知っておくことも大切です。

 日本赤十字社では、子どもに起こりやすい事故に対する事故防止と手当の方法、家庭内での看病の方法を中心とした「幼児安全法」という講習を開催しています。

 また、当院の「子育てにこにこクラス」の中で、「家庭内の事故予防」のクラスを開催しています。ぜひご参加ください。
看護部 4階病棟