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ホーム  > 産院からのお知らせ  > 陣痛と上手に付き合おう!! ~陣痛が始まってから、子宮の出口が全部開くまでの過ごし方~

陣痛と上手に付き合おう!!
~陣痛が始まってから、子宮の出口が全部開くまでの過ごし方~

 
 産婦さん自身が、お産の時の姿勢を自由に選択することで、痛みと不快感は軽くなります。赤ちゃんは狭い産道を体の向きを変えて回りながら生まれてきます。仰向けに寝ているよりも、立ったり座ったりして、産婦さんが過ごしたい姿勢で過ごすことで、赤ちゃんが回って降りてくるのを助け、分娩にかかる時間も短くなると言われています。そこで今回は、少しでも痛みがやわらいだり、お産が進むような姿勢を紹介し、陣痛が始まってから、子宮の出口が全部開くまでの過ごし方についてお伝えします。これを参考に、妊娠中からお産のイメージ作りや体作りをしてみてください♪

1.立つ、歩く

 
 立った姿勢や歩くことは、重力の力を借りて、赤ちゃんが下がってくることを促します。
 
 陣痛がきた時は、壁に寄り掛かったり、パートナーの首に腕を回して支えてもらったりします。さらに、痛い時に、腰を左右に大きく振ると、痛みがやわらぎます。また子宮の出口を広げる効果もあります。

 階段を上り下りすることも、重力の力を借りて赤ちゃんが回って降りてくるのを助けます。

2.座る

 アクティブチェア、バランスボール、分娩椅子など、好みの道具を使用して楽な姿勢を作ります。
 
 あぐらをかく姿勢やスクワットをすることも、骨盤を広げるので、産道が広がり赤ちゃんが回りやすくなります。

3.四つ這い

 腰痛のある産婦さんは産痛が楽になると言われている姿勢です。

 赤ちゃんが回りながら降りてくることを手助けする姿勢でもあります。

 長時間四つ這いで過ごしていると膝が痛くなるので無理せず行います。

4.横向きに寝る

 陣痛と陣痛の間隔が長くなる姿勢なので、その間にリラックスしたり、休息をとったりすることができます。
 
 クッションなどを足の間に挟んで楽な姿勢を作ります。
ここでは姿勢について紹介しましたが、他にも、陣痛と上手に付き合うための方法として、次のようなこともあります。

マッサージ、ツボ刺激
腰やお尻など痛みを感じている部分をさすったり、指で圧迫したりすることで、痛みがやわらぎます。

全身を温める
リラックスする、陣痛を強めるなどの効果があります。破水をしていて入浴やシャワー浴ができない場合は、足浴といって、しっかりとくるぶしの上までを温めると良いです。靴下やレッグウォーマーを履くことでも体を温められます。
 産婦さんは「陣痛ってどれくらい痛いのかな」「痛みに耐えられるか心配」など不安や恐怖でいっぱいだと思います。しかし、陣痛は赤ちゃんにもうすぐ会えるというサインでもあります。陣痛が始まったら少しでもリラックスして過ごせるよう、お手伝いをしていきたいと思っていますので、一緒に乗り越えましょうね♪
 
 また、出産は「富士山を登って下りるくらいの体力を使う」とも言われています。そのため、妊娠中からお産の時に備えて、少しずつ準備していく必要があります。助産師外来では1人1人に合わせた体作りや運動についてお話させていただきますので、是非ご相談ください。エクササイズクラスも利用してみてくださいね!

参考文献;山野井順子著.産痛緩和.ペリネイタルケア2010夏季増刊.メディカ出版.2010.pp103-108
     ジャネット・バラカス.ニューアクティブバース.現代書館.1998

看護部 2階病棟 助産師 山本・藤田