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ホーム  > 産院からのお知らせ  > 葛飾赤十字産院の移転建て替えについて

葛飾赤十字産院の移転建て替えについて

 葛飾赤十字産院は、昭和28年の開設以来60年を超え、地域周産期母子医療センターを中心に母子に特化した病院として、葛飾区及び近隣地区における母子医療の中枢を担っており、葛飾区民の出生数の4分の1以上を扱うなど、地域の分娩施設としての役割も果たしております。また、新生児特定集中治療室(NICU)を備え、地域の新生児・低出生体重児のために、24時間体制で高度専門医療を提供しております。
 新病院の建設は、妊産婦・乳幼児を中心に、地域医療を担う使命を果たすためにも、施設の老朽化、狭隘、耐震化への必要性などの問題を解決し、地震や水害に強い施設整備を進めることが喫緊の課題となっております。
 当初、現地での建て替えも検討しましたが、敷地面積の制限に加え、工事期間中は診療を一部制限せざるを得なくなることから、断念をいたしました。
 そのことから、葛飾区に相談をしたところ、区内の新宿三丁目にある「新宿図書センター」及び「道路補修課・道路保全事務所」の敷地を新病院の移転先候補地として、提案を頂きました。葛飾区新宿は、現在地の立石から北東に約2.6kmの位置にあります。近接するJR金町駅の周辺地域は、駅前ビルの建築や大規模マンションの建設が計画される等、再開発が盛んな地域となっています。
 新病院では周産期医療の中核病院として機能整備を進め、東京都及び葛飾区の医療政策の動向に基づき、現在の診療機能を維持・発展させ、かつ、新たな要望に応えていく所存です。
 具体的には、医療機関(医師)向けのセミオープンシステムの実施、開業助産師(助産院)向けに行っているオープン・セミオープンシステムの拡充、NICUにおける退院支援を充実させて地域連携を強化します。
 また、助産師及びソーシャルワーカーを中心に、社会的ハイリスク妊産婦に対し、院外の関係機関と連携して妊娠早期から産後を見据えた妊娠、出産、子育て支援を充実させます。さらに、各種教室の開催や産褥入院等などを通して、地域に根付いた当院ならではの母児支援を実施することにより、地域の出産・子育て環境の向上への貢献等について、地域の行政と連携しながら検討していきます。
 新病院では患者さんの視点に立った設計を心掛けて参りたいと考えていますので、この度の移転建て替えについて何卒ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

移転新築整備事業基本計画

1.新病院の基本理念、基本方針

(1)新病院の基本理念
  赤十字精神に基づき、女性と子どもとそしてその周囲の人と環境にやさしい病院

(2)新病院の基本方針
  基本理念を具体化させる基本的な考え方について5つの基本方針を定め、実践する。

  1. 質の高い医療の実践
     周産期を中心とした質の高い温かな医療を提供します。
  2. 地域社会への貢献
     医療・保健・福祉において地域住民と医療機関との関りを深め地域社会に貢献します。
  3. 教育の推進
     内外の医療人の教育と人材育成に努めます。
  4. 健全な経営と働きやすい職場環境
     健全な経営を維持し全職員のワークライフバランスを尊重した職場環境を確保します。
  5. 災害救護活動への貢献
     災害救護や国際救援へ積極的に貢献します。

2.地域において期待される新病院の役割

  1. 地域周産期医療センター機能で期待され続ける役割
     東京都の周産期医療においては、当院の東京都内における重要性は非常に高く、今後も東京都における地域周産期の診療拠点として、期待され続けるとともに貢献していきます。
  2. オープン・セミオープンシステムの導入(※1,2)
     地域医療の機能分担および地域医療への貢献を推進するため、医療機関(医師)向けのセミオープンシステムを実施するとともに、現在、開業助産師(助産院)向けに行っているオープン・セミオープンシステムを拡充します。
  3. NICU退院支援の充実(※3)
     専任の入院児支援コーディネーターの配置等による地域連携の強化によりNICUにおける退院支援を充実させ、NICU入院児がすみやかに地域に戻れる橋渡しをします。
  4. 社会的ハイリスク妊産婦支援の充実
     助産師及びMSW(※4)を中心に妊産婦支援チームを立ち上げ、社会的ハイリスク妊産婦に対し、院外の関係機関と連携して妊娠早期から産後を見据えた妊娠、出産、子育て支援を充実させます。
  5. 「お産、子育て支援、育児相談」を通じた地域づくり
     各種教室の開催や産褥入院等を通して地域に根付いた当院ならではの母児支援を実施することで、地域の出産・子育て環境の向上に貢献していきます。


※1 オープンシステム
  妊婦健診等を連携している地域の医療機関が行い、分娩は当院の施設を利用して、連携している地域の医療機関の医師・助産師が行うこと。
※2 セミオープンシステム
  妊婦健診等を連携している地域の医療機関が行い、分娩は当院の施設を利用して、当院の医師・助産師が行うこと。
※3 NICU
  新生児集中治療管理室(Neonatal Intensive Care Unitの略)。早産児や低出生体重児、または何らかの疾患のある新生児を集中的に管理・治療する集中治療室。
※4 MSW
  医療ソーシャルワーカー(Medical Social Workerの略)。社会福祉の視点で、患者や家族の相談に乗る保健医療分野におけるソーシャルワーカー。

3.施設整備基本条件、施設整備概要

(1)施設整備基本条件  ※現病院から大きく変更となる部分について抜粋
  1. 災害時対応
     災害発生時に対応できる自家発電設備を新病院本棟(屋上)に設け、安全性、運営効率、経費や災害時に配慮したエネルギーシステムを導入します。建物は、免震構造として災害時にも対応可能なライフラインを確保します。
  2. エネルギー設備
     設備機器は、ライフサイクルコスト・省エネルギーの観点から適切なものを採用して、建築計画全般にわたり地球環境に配慮します。また、太陽光等の自然エネルギーの活用も検討します。
  3. 葛飾区立の図書館機能
     建設候補地に存立する葛飾区立の図書館機能は、新病院本棟(1階)に配置して合築で整備します。

(2)施設整備概要
整備前整備後
所在地東京都葛飾区立石5-11-12・25東京都葛飾区新宿3-7-1・2
敷地面積3,798.99㎡(救護倉庫含む4,571.42㎡)6,671.84㎡
建物の
規模・構造
(1)本館(昭和57年竣工)
  構造:鉄筋コンクリート造
  構成:地下1階 地上5階 塔屋1階
  延床面積:5,993.0㎡
(1)新病院(新築)
  構造:鉄骨鉄筋コンクリート造・免震
  構成:地上5階
  延床面積:8,600㎡
  (東京都支部災害救護倉庫約606㎡
   (共用面積含む)
   葛飾区立の図書館機能約250㎡含む)
(2)倉庫(昭和57年竣工)
  構造:鉄骨造、構成:地上1階
  延床面積:57.51㎡
(3)事務棟(平成17年竣工)
  構造:鉄骨造、構成:地上2階
  延床面積:143.08㎡
(4)救護倉庫(平成21年竣工)
  構造:鉄骨造 、構成:地上2階
  延床面積:605.94㎡
延床面積
合計
6,193.59㎡(救護倉庫含む6,799.53㎡)8,600㎡
許可病床数113床(産科68床、NICU・GCU45床)104床(産科68床、NICU・GCU36床)
診療科数3科(産科・婦人科・小児科)3科(産科・婦人科・小児科)

※GCU・・・Growing care unitの略。NICUで治療を受け、状態が安定した後に移される施設。
※整備後の施設面積は変更の可能性があります。また、下図の各部署の配置、病床数などは、検討案です。

4.新病院建設地概要

【現在地】葛飾赤十字産院

【建設地】 新宿図書センター、道路補修課

■建設地立地条件
  現新宿図書センター、区道路補修課の敷地、建設地の北西側は国道6号線
  JR常磐線金町駅、京成金町駅から約1km、京成高砂駅から約1.5km
  江戸川からは約2km、中川からは約0.8kmに位置、敷地規模は6,671.84㎡

5.新病院整備スケジュール

 平成27年3月  基本構想策定
 平成28年1月  基本計画策定、葛飾区との覚書締結
 平成28年中   基本設計策定、葛飾区との基本協定締結
 平成29年中   実施設計策定、葛飾区との賃貸借契約締結
 平成30年中   工事着工(予定地で行われる建設工事)
 平成32年中   工事竣工(建設工事の完成)
 平成33年中   新病院 開院(移転引越、開設準備等)
 ※ 本計画は平成28年3月現在のもので、今後変更となることがございます。 

詳しくは葛飾区公式ホームページをご覧ください

葛飾赤十字産院の移転建て替えに向けて
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