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心電図検査について

 

心臓は体の中でどのような役割をしているの?

 心臓は、血液を全身に送るポンプの役割をしています。
 通常、心臓は1分間に約70回、1日10万回も収縮して血液を送り出しています。心臓が収縮するには、電気が必要です。右の心臓の模式図のようにまず右心房の洞結節という場所で電気が出ます。各結節間路を通って房室結節に集まり、ヒス束を通って左脚は左心室、右脚は右心室へと流れ最後はプルキンエ線維へと伝わるのです。この左脚・右脚からプルキンエ線維へと電気が流れた時に心臓は収縮して、全身に血液が流れるのです。

心電図ってどんな形をしているの?

 下図(左)は1回の心臓の収縮を表した心電図です。Pは洞結節で電気が出たところを表していて、QRSは心臓が収縮しているところです。Tは収縮した心臓がもとに戻っているところです。
 この繰り返しを記録するのが心電図検査で、下図(右)です。心臓をいろいろな角度から見た状態を記録している為、12誘導の記録と言います。

心電図で何が分かるの?

 今まで述べたように心電図は心臓の中を流れる電気を記録したものです。不整脈・心臓肥大・心筋虚血・心室内伝導障害・電解質異常等が心電図から分かります。
 この図は不整脈の1つです。同じ形の心電図のなかに、1つ形の違った大きな波形が入っています。これは、通常洞結節で出る電気が左心室で出てしまった不整脈の一種です。正常な人でもまれに出ますが、数が多いと問題になってきます。

妊娠したら心電図検査はするの?

 当院では、帝王切開手術やエクササイズクラス受講の前、または胸に違和感等の症状があった場合などには検査を行っています。
 妊娠25週を過ぎたころから、妊婦さんの血液量は妊娠前の1.5倍になると言われています。つまり、それだけ心臓に負担がかかっているわけです。
 心電図検査は何回実施しても赤ちゃんに影響ありません。でも、もし心配なことがありましたら、担当医にご相談ください。


検査課  葛生