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母子日赤だより

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山芋の栄養とは?【レシピ付き】(栄養課より)

当院の食事は「①和食を中心とした、②妊婦・授乳婦に優しい、③家庭でも参考となるメニュー」をコンセプトに献立を考えています。今年度は当院で提供しているお食事の中から、季節ごとにおすすめのメニューをご紹介します。今回は、「山芋」の栄養とレシピです。

山芋について

山芋は、いもの形により円筒形の長芋、扁平形のいちょう芋、球形の大和芋の3つの品種群に大別できます。
古くから滋養強壮の野菜として利用されており、炭水化物、カリウム、ビタミンB1、食物繊維などの栄養成分を豊富に含みます。さらに、山芋はでんぷんの分解酵素を豊富に含み、胃腸の働きを促す効果が期待されています。いも類の中では珍しく、「生食」が可能です。暑い夏にさっぱりと、ごはんやそばにかけて消化をサポートしましょう。
また、山芋は「とろろ」以外にも、切り方や火を通すことによってさまざまな食感が楽しめます。
たとえば、短冊に切って和え物にするとシャキシャキの食感に、居酒屋の人気メニュー「長芋の鉄板焼き」のように、すりおろして火を通すとふわふわの食感に、今月ご紹介するレシピのように、切って火を通すとホクホクの食感になります。切り方や調理法を覚えると料理のアレンジの幅が広がります。ご家庭でもいろんな食感の山芋をお楽しみください。

栄養課 成島