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進先生を偲ぶ会

 1998年から2006年まで葛飾赤十字産院の院長を勤められ今年6月に亡くなられた進純郎先生の偲ぶ会が9月23日に都内で行われました。
 進先生の生前のご活躍を少しご紹介します。進先生が赴任された1998年の当院は大赤字で病院を修繕する費用もなく天井から水が漏れたりする薄暗い病院でした。先生がまず最初にしたことはペンキと刷毛を買ってきて、自ら病院の壁を塗ったことでした。そして助産師から事務、ボイラー室までこの産院で働く人全員の声に耳を傾けて「母と子にやさしい病院」を作ることを目標としてこの病院の再生を図りました。進先生赴任1年後に私を副院長として迎えてくださいましたが、その時は病院の壁も明るくきれいで、スタッフの皆もやる気で目がキラキラしていました。その結果分娩数も右肩上がりとなり病院の収益も黒字となり、病院改装に着手し助産師外来や畳の分娩室ができ助産師が主体的に活躍できるような産院になりました。
 進先生は当院を辞された後は岩手の田舎に住まわれましたが、周りが放っておくはずもなく助産師の教育指導を頼まれ全国行脚したり聖路加産科クリニックの立ち上げに尽力されたりと多忙を極める日々をお過ごしでした。最後は癌の痛みをこらえながら各地へ講演に出向かれていました。
 進先生を偲ぶ会は案内状に「進先生のお好きだった明るい色の服装でご出席を」と書き添えられていたので、当日の会場は9割が助産師さんを中心にした女性で、ピンクやブルーなどきれいな色の服装で花畑のようでした。当院からも進先生に薫陶を受けたスタッフが出席し、懐かしい方々と旧交を温め、進先生の業績とお人柄を偲びながら時に笑いありの和やかなひとときでした。
 進先生、ありがとうございました。

進先生が敬愛されていた東京女子医大名誉教授 仁志田博司先生と一緒に