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院長ブログ
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節分とクレープ

 俳句の先生がパリでフランス人に俳句のワークショップをするというのでその手伝いに仲間とともに2月初めにフランスに行ってきました。現地での句会の様子は3月1日の毎日新聞の夕刊文化欄に「寄稿 西村和子“春を呼ぶパリの句会”」に掲載されますので、ご興味があればぜひ。
 フランスでの春のエピソードを一つ。パリの語学学校での句会で節分の豆を参加者にギフトとして配り、節分の謂れと節分の翌日が立春で季節が春に移ることを説明しました。我々の助っ人としてパリ滞在中同行してくれた仲間の妹さんは在仏40年で、節分の話からフランスの春を呼ぶお菓子について我々に教えてくれました。
 クリスマスから40日後にあたる2月2日は、la Chandeleur(ラ・シャンドルール)といい教会ではろうそくに火を灯してミサが行われます。Chandeleurの語源は、「chandelle(ろうそく)」から由来しており、光を祝い繁栄や豊作を祈り、太陽の色と形を思い浮かばせるクレープを食べるようになったとか。フランスではこの2月2日にクレープを家族や友人たちと食べる習慣だそうです。ちなみにクリスマスの飾りつけはこの時期まで飾っているようで、訪れたバラ窓で有名な教会堂サント・シャペルにはキリスト降誕の人形が飾られていました。

 この話を聞いた後のランチのデザートはもちろん春を呼ぶクレープ。毎日どんよりとした雨模様が続くパリの空もクレープを食べている間、薄日が差していたのは決して偶然ではないと思いました。

寄稿

本文で紹介した記事は、こちらからお読みいただけます。
寄稿 春を呼ぶパリの句会 フランス人に楽しみ広げる=西村和子(俳人)
毎日新聞 2016年3月1日(東京夕刊)