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梅ちゃん先生

 NHKの朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」が高視聴率だとか。この番組の最後に「わが街の梅ちゃん先生」と題して女性医師のスナップ写真が映されています。
 8月上旬のある日、月1回のカルチャー教室で一緒になる友人に「NHKに電話したら6月で締め切っちゃったんですって」と言われました。何のことか思い出しました。前回の教室で「三石さん、いつ出るの?私、梅ちゃん先生の最後を毎日楽しみにして見ているのに」と言ってきました。「出ないわよ。NHKから写真お願いなんて話はないし、第一女医さんっていっぱいいるし。」と答えると「残念ね。ちょっと聞いてみようかしら。」積極的な友人はNHKに電話をしたのです。「私の友人に小児科の女医さんがいて梅ちゃん先生のエンドロールの写真に・・・・」と。6月で締めきられていてホッとしました。
 ところで日本には梅ちゃん先生つまり女性医師がどれくらいいるかご存知でしょうか?平成22年の厚生労働省の調査では医師の総数は29万5,049人で、女性医師は5万5,897人(18.9%)です。そして今年医師国家試験に合格した新人医師総数7,688人中女性は2,441人(31.8%)と3人に1人は女性医師です。この若き女性医師たちの増加が著しい診療科が産婦人科と小児科です。全産婦人科医師数に占める女性の割合は26%、全小児科医師数に占める女性の割合は32%ですが、34歳以下で産婦人科は3人に2人、小児科は2人に1人は女性医師です。

近い将来、日本の産婦人科と小児科を支えるのは女性医師になるでしょう。しかしこの若い世代の女性にはライフステージとして妊娠・出産・育児があります。このステージを経験しながら医療人としてキャリアアップしていけるように勤務環境を整えていく必要があります。当直免除、院内保育、ワークシェアなどいろいろな施設で様々な取り組みが行われてきていますが、まだまだ十分ではありません。小児科学会でもこの問題に取り組んできましたが、今年度からちょっと長い名前の「小児科医ワークライフバランス改善ワーキンググループ」が新たに発足して子育て中の女性医師のみならず男性医師を含む医師全体の勤務環境の改善への取り組みをスタートし、私もこのグループに参加しています。院長として当院常勤医師12名中7名の梅ちゃん先生だけでなく、全国の若き梅ちゃん先生のためになることを考えていきます。
 さて、ドラマ「梅ちゃん先生」は大田区蒲田が舞台ですが東邦大学がいろいろ協力しています。先日会議で一緒になった東邦大学の先生が「東邦大学の資料室への見学者がいっぱいでまち歩きツアーにも組まれていたりで大変です。」とうれしそうにおっしゃっていました。