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お薦めの絵本 「ちいさなあなたへ」

「ちいさなあなたへ」
文:アリスン・マギー 絵:ピーター・H・レイノルズ
訳:中川ちひろ 出版:主婦の友社

1年前に日本で出版されたこの絵本の帯には『母であることのすべてがつまった絵本』と書いてあります。母親が生まれたての我が子に「あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、その いっぽん いっぽんに キスを した。」という文から始まるこの絵本には我が子の一生を思い描いていく母親の気持ちがシンプルな言葉と絵に凝縮されています。この絵本を読みながら私も我が子が誕生した時の自分の感情が甦ってきましたが、それよりも私の母と私がまさしくこの絵本の母子であるかのような錯覚と強い共感を覚えました。母性あふれる私の母は絶えず私を見守ってくれていました。絵本の中ほどに「ほのぐらい もりへ さまよいこむことも あるかもしれない。」とあります。自分自身が定かではなく孤独と不安定さの真っ只中にいた時も母は私を信じ見守ってくれていました。

故郷を離れ私自身が母になり人生の後半を迎えた今もそれは変わりません。この本の最後のほうに「そうして いつか ながい としつきの はてには あなたじしんの かみも ぎんいろに かがやく ひが やってくる。」「わたしの いとしいこ。 そのときには どうか わたしの ことを おもいだして。」とあります。この本はアメリカで発売後ベスト1になったそうです。どのページにも母親である自分や、自分の母親をそれぞれなぞらえていくことができるからこそ大勢の共感を得てベスト1になったことは当然と思います。

出産のお祝いや母の日のプレゼントにお薦めします。でもまずご自分に1冊どうぞ。